ROCK HILL ブログ

コーデックス・アガベの育成日誌です。

アガベ+亀甲竜 植替えと用土改善プロジェクト!!

アガベ+亀甲竜の植替え

昼夜を通してベランダで管理したかったため、植替え後に最低気温が零度を下回らないことを確認できた2024/3/14にアガベと亀甲竜の植替えを行いました。

昨年はアガベの成長が芳しくなく、用土と風通しが原因と考えたため改善を試みます。

 

用土について

昨年、水やり後1週間経っても用土が乾いていないことがありました。水はけをよくするために以下の培養土を使用しました。

基本用土 ※以下の分量をミックス

  • 赤玉土小粒 (4ℓ) --- 水はけ、通気性、水持ちがよい。保肥性に優れる。弱酸性。
  • 鹿沼土中粒 (3ℓ) --- 水はけ、通気性がよい。酸性。
  • 川砂    (2ℓ) --- 水はけがよい。
  • パーライト (2ℓ) --- 水はけ、通気性がよい。
  • くん炭   (2ℓ) --- 水はけ、通気性、水持ちがよい。浄化効果。

鉢底石

肥料

  • バーク堆肥    --- 保肥性、通気性、水持ちがよい。土壌改良。
  • マグアンプK  --- 丈夫な根の育成に。

殺虫剤

使用した用土。※購入したピートモスが酸度調整済でなかったため未使用。

鉢底石の上にバーク堆肥・オルトラン・マグアンプKを入れた。その後基本用土で植付け。

 

風通しについて

以前の棚では植物を置けるスペースが狭く風通しが悪かったため、大きめな植物棚を設置することにしました。また、木製の棚が2~3年ほどで劣化し傾いてしまったこともありサビに強い屋外用のラックを購入。

ルミナス スチールラック (グレー)
幅121.5×高さ90×奥行46cm

 

鉢については昨年まで利用していたミニ蘭鉢やセラアート鉢からほとんどをスリッド鉢に変更。用土も水はけを良くしているため乾きすぎてしまう心配もありますが、一旦チャレンジです。

プレステラ スリッド鉢 左から通常型75、通常型90、深鉢90。

 

植替え

アガベ

小~中サイズの株を植替えました。

実生から2年のイシスメンシスとマクロアカンサ、実生から3年のエボリスピナの成長鈍化や下葉の枯れが目立っていたので、なんとか復活して欲しい...

右下 イシスメンシス、左上 マクロアカンサ、中央上 エボリスピナ、他

実生2年目の小株たち ネバデンシス、帝釈天 など

植替えのため出土。葉の状態とリンクするように元気がない株ほど根張りが弱い印象。

土から抜いたイシスメンシス達


葉と根を整理して植え付けていきます。割り箸で土ならしをしたためか、植替え後に植物が傾いてしまうことがなくなりました。

葉と根を整理したイシスメンシスの植え付け

植替え後アガベたち

亀甲竜

昨年の6月と9月に播種した亀甲竜を植え替えていきます。

植替え前の亀甲竜

植え替えのため出土。真ん丸に育っていて可愛いです。。。

土から抜いた亀甲竜たち

変形タイプも

植替え後亀甲竜たち。早く成長するように塊根は埋めました。

最後に

植替え後の株ALL。根を整理した株は数日待ってから水やりを開始します。

ということで80株ほどの植替えが完了しましたが、準備と片付け込みで8時間くらい掛かってしまい大変でした。大量保有している方はどう植替えしてるんでしょうか💦

今回植え替えた株の成長については備忘録としてまた投稿したいと思います。カッコ良く育ってくれると嬉しいな〜

次回はユーフォルビア、プセウドリトス、ドルステニアたちの植替えをしていきます。